世界一周してきます!!!じゃだめ?早稲田大学を『休学』するのは想像以上に大変
こんにちは。
ぼくは今、早稲田大学の学部3年生。順当に行けば次の4月から大学4年生として就職活動に追われている身なのです。
ただ先日ぼくは早稲田大学に1年間の休学願いを提出してきました。
そのときに感じた「休学手続き」の予想以上の大変さとやり方をシェアできたらと思います。
休学という選択肢
今、世間ではモラトリアム期間やギャップイヤーが流行っているように感じます。
休学は留年とは違う形で、大学に籍を置きながら大学を休むことができる制度です。
休学して、世界一周したり、インターンしたり、留学したり、起業したり、、、
社会にでる前にいろいろな経験を積みたい学生にとってはなくてはならない制度だと思います。
休学やギャップイヤーに具体的なイメージがわかない人にぼくがいつも参考にしている日本ギャップイヤー推進機構教会と休活ブログを紹介します。休学という選択で人生を豊かにしている先輩たちをみると勇気がわいてきます。
日本ギャップイヤー推進機構教会
休活ブログ
ぼくが休学を決めた理由
さて、ぼくが休学を決めた理由ですが、これ!といった一つの理由をずばっとあげることはできません。いろいろな考えがあって休学に至りました。
しかし一番の理由は自分の根底にあった長期間の旅をしたいという思いです。
大学2年生のときに自転車で日本を旅したり、大学3年生のときに東南アジア一人旅をしたときから漠然と長期間の旅に憧れていました。(この記事についてものちのち書こうと思います。笑)
ただ、親にも話せず、社会にでるのが一年遅れるという不安と恐怖からなかなか決意を固めることができずにいました。まあその間もバイトをひたすらしてお金は稼いでいたんですけどね。4年生に進級する!といった最後の分かれ目でようやく休学を決意し、親の承諾も得ることができました。
現に、就職活動解禁日の3月1日には焦って合同説明会にいったりしました。本当に優柔不断でなかなか決断できなかったのです。。。
実際に面接までいっても、就活と休学とで揺れ動いたままでは、就活に身がはいらず、面接してくださる企業にも失礼だと反省しました。
休学した今では、休学したことを後悔しないようにこの一年はひたすらチャレンジし続ける年にしようと思っています。一年後の自分が今の自分によくやったと言えますように!!!
長くなってすみません。そろそろ本題に入ります!!笑
やっぱり気になる休学費用
早稲田大学はなんと半期5万円で休学できます。
1年間だと10万円。これくらいならアルバイトをしっかり頑張れば払えますよね。
これに対して、ライバルの慶応大学。
休学費用半期6万円プラス施設料で計30万円ほどかかるとのこと。
受験で慶応にことごとくひっからなかったぼくもこの点だけは早稲田でよかったとおもいました。苦笑
国立大学は基本的に休学費用はかからないそうです。
休学という面からしてもさすが国立ですね。
下記のサイトがよくまとまっています。
【参考サイト】
【大学】高すぎ?休学費調べまとめました【22大学】 - NAVER まとめ
【学生向け】各大学の休学費用・申込期限をまとめました。 | JintanNote(じんたんノート)
早稲田大学の休学手続き
早稲田大学を休学するためには
以下の事由等により、2ヵ月以上授業に出席できない学生は、休学を願い出ることができます。
- 怪我・疾病(休学が必要である旨を記載した診断書添付)
- 海外の語学学校へ通う(目的が明確で、なおかつ修学期間が4ヵ月以上であること。受入先の教育機関が発行した入学許可証添付) 海外学習計画書※面談日当日ご記入の上お持ちください。
- 経済的事情(所得証明書、課税証明書等の公的証明書添付)
- その他(理由が上記以外のものについては、理由を具体的かつ詳細に記載した理由書または、その理由を証明できる公的証明書を提出)
上記は早稲田大学文学部のサイトから引用しましたがどの学部でもだいたいの手続きは同じです。問題となるのは下線が引いてある公的証明書の部分です。
「世界一周」はもちろん公的証明書はでません。手続きをする事務所によるかもしれませんが、ぼくの友人は休学の許可がおりなかったそうです。また厳しい事務所では3ヶ月の語学留学では半期の休学許可しかおりない場合もあります。
理由を具体的かつ詳細に記載した理由書の作成が必要不可欠なのですね。
ぼくも休学するにあたっていろいろ調べたので早稲田大学で休学を考えている人はぜひ相談してください。
手続きは
①事務所にいって休学面談の予約をとる
②教務主任の先生と面談(公的証明書および理由書必須)
③許可がおりたら渡される休学届けを提出
④教授会の承認をまつ
⑤該当期間より休学が開始
という流れです。
なかなかに大変ですよね。
まとめ
ぼく自身も自分で経験する前は、届出をだせばおわりだろうと甘く見ていたのでとても苦労しました。入念な準備をしていったので滞りなく進んだのですが、友人は教務主任と三回も面談したそうです。
何事にも早め早めの準備が必要ですね。
これから休学する人の参考になったらうれしいです!
この本は旅や海外に興味がない人でも読むとワクワクが止まらないです。
装丁もかっこよくてお気に入り。