クリエイティブな発想を!アイデアは才能では生まれない?
突然ですが、アイデアを出すのって得意ですか?
会社の新しい事業、上手なマーケティング方法、クリエイティブなデザイン、あの娘を楽しませられるデートプラン、、、
日常でアイデアを出す機会って意識すると意外とたくさんあります。
ぼくはアイデアを出すのが苦手です。特に0から1を作りだすのがお世辞にも得意とはいえません。デザイナーとか、クリエイターとかは天賦の才があるんだなあと本気で思っています。なんでこんな発想できるの?とうなだれることもしばしば。
今回読んだ『アイデアは才能では生まれない』は、クリエイティビティを発揮するのが苦手な人に勇気をくれる本かなあと。笑
アイデアは才能では生まれない
■目次
第1章 最終目標から逆算する--ファンデーション「ソフィーナ・ファインヒット」の発想
第2章 経験と知識で「結び目」を見つける--「じゃがりこ」の発想
第3章 さまざまなタイプのチーム構成でアイデアを生む--ゲームづくりの発想
第4章 方法論を現場で実践する--「夜間先物取引」の発想
第5章 アイデアをつなげてストーリーをつくる--「サントリー烏龍茶」の発想
第6章 問題解決への意識が「ひらめき」のベースをつくる--インナーウェアの発想
第7章 常識を壊し、全部逆で考える--新事業立ち上げの発想
第8章 情報をつなぎ合わせて“創造的瞬間”を導く--システムキッチン「クリンレディ」の発想
第9章 アイデアは才能では生まれない
章ごとに各種業界の企業の、商品企画者にインタビューして、どのようにアイデアが生まれるのかを解説しています。いろんな物語を追体験しながら楽しめました。
アイデアはあるものの掛け合わせで生まれる
新しいアイデアは今あるものの掛け合わせで生まれます。(もちろん全てではありませんが)今あるものの使い方を工夫してみたり、まさかのものと組み合わせることで新しいものが誕生します。
掛け合わせる以外にも
・転用したら・応用したら・変更したら・拡大したら・縮小したら・代用したら・置換したら・逆転したら・結合したら引用:オズボーンのチェックリスト
と視点を変えると新たな発想が生まれます。今の世の中、新規事業の参入は一見難しいかなと思うくらいに、サービスやアイデアで溢れています。そして使える武器も揃っています。それをいかに組み合わせて付加価値を付け加えるかがアイデア競争で生き残る術かなと。
世の中の問題を常に意識しよう
まとめ
アイデアは決して、才能だけではなく、今までの経験からも生まれるのです。
偶然ひらめくのではなく、世の中にあるたくさんの面白い要素を結びつける結び目を自らが見つけることができるかどうかなのです。経験が多ければ、多いほど、よりそのアイデアの結び目をつくることができるのです。
ワクワク感とか、こんなのあったらなーっていう好奇心も大事ですよね。
今、商品企画をしている人、これから社会にでている人、おまえ独創性ないな!って言われているひとは読んでみては!