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早稲田大学在学中。自分の興味あることを発信していきます。

就活生は紙の『日本経済新聞』を読むべき!むしろ読まなければ土俵にすら立てない

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日本経済新聞を読んでいますか?むしろ新聞を読んでいますか?若者の活字離れが進んでいます。たしかに、テレビ、ラジオ、インターネットの普及で情報へのアクセスは格段に楽な世の中になりました。ぼく自身、就活を始める前は、新聞はテレビ欄とスポーツ面しか見ていませんでした。しかし、就活を始める前に日経新聞を購読しました。そして今でも継続して読んでいます。

新聞を読むべきか迷っている人には、いいから読んどけと声を大にして言いたいです。ではなぜ、日本経済新聞を読むべきなのか体験談をもとに理由を述べていきましょう。

 

就活生、学生は社会のことを知らなすぎる

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まさに就職活動を初めたてころ。とある保険会社の5daysインターンに参加したところこのような課題がだされました。「現在の日本で起きている課題やリスクをあげて、それを解決する保険を考えなさい」。この課題を学生グループ6人1チームで考えていきます。ここで問題が。みんな「現在の日本で起きている課題やリスク」をあげることができないのです。そう、政治、経済、国際情勢について驚くほど無知なのです。困ったぼくたちの班は意味のない議論を重ねていきます。見かねた班の担当がスマートフォンで検索する許可を特別に出してくれました。ただただ悔しく情けなかったのを覚えています。

 

トランプショック、EU離脱同一労働同一賃金辺野古問題、AI、IoT、ブロックチェーンフィンテック、、、、こうした用語を苦もなく説明できる学生は世間一般で思っている以上に少ないでしょう。時事のことを理解し、説明できるかに学歴はまったく関係ありません。

 

会社のトップや人事、面接官は必ず日経新聞を読んでいる

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社会人になると日経新聞を読んでいる人は多いです。特に会社のトップや面接を担当するような優秀な社員になると読んでいる割合はなおさら高いでしょう。経営フォーラムに参加したことがありますが、当時のぼくは知らないことだらけで参加した意味が半減してしまった経験があります。知らないはリスクです。

 

面接官も最近発表した自社の商品や取り組みについて、学生が詳しく知っていたら「こいついいね」「勉強してるね」となるのです。繰り返しますが、この程度の情報を調べることもしない、無知なままで面接に挑む学生が大半です。

時事を知ることで志望動機を作ることができる

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「志望動機」なんてないよ。という人には日経を読むことをおすすめします。企業との接点を探し、そこで自分がいかに活躍できるかを訴えること、これが志望動機です。企業との接点を広く探すのに、日経新聞はおすすめです。他誌と比べて「企業総合」面が圧倒的に充実しているからです。BtoBの企業の情報は自分から見つけにいかないとなかなかでてきません。企業との出会いを広げるのにも、新聞は役に立つのです。

 

紙の日経新聞をおすすめする理由

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では電子版と紙でどちらで読むのがいいかという疑問にお答えしましょう。ずばり、就活生ならば紙がおすすめです。なぜなら、情報を取捨選択せずに受け取ることができるからです。紙の見開きで新聞を読むことで、興味を持った記事の「隣の記事」にも目が移ります。企業を新聞を通じて探そうという人は、先入観なく情報を受け取ることができる紙で読みましょう。ただ、電子版も記事の保管やブックマークが楽などというメリットはあります。自分のスタイルに合わせて決めていきましょう。

 

それでもいきなり購読はハードルが高い方へ

ここまで日経新聞をひたすらおすすめしてきましたが、いきなり新聞を契約するのもだるいし、という方も多いでしょう。そんな人にとりあえず読んでほしい2冊の本を紹介します。

 

一冊目は池上彰さんと佐藤優さんの共著『僕らが毎日やっている最強の読み方』。Amazonのベストセラー1位で評価は脅威の4.5。情報通、常にニュースに触れている2人の情報の入手の仕方が余すことなく紹介されています。こちらは就活生とか関係なく、すべての人におすすめしたいです。この本を読んでから、「効率的な時間の使い方」をとにかく意識するようになりました。

 

そして二冊目は田中慎一さんの役員になれる人の「日経新聞」読み方の流儀です。日経新聞ってとにかくハードルが高くて敬遠されがち。そのハードルをぐっと下げて読みたいという気持ちにさせてくれること間違いなしです。

 

まとめ

就活生は思ったより社会のことを知りません。みんなが常識と思っていることを知らないのがどれだけのリスクか考えましょう。数あるメディアの中でも、新聞で自分から情報を取りにいくと記憶に残るものです。どんな社会人生活を送るとしても有益なことだらけですよ。まずはコンビニで1紙買って、試しに読んで見るのもいいかもしれないですね。インテリ目指して頑張りましょう。